【世界1周旅行】エタノール噴射【ペルー編】
人生で初めてパンクしました。
オンサがついに55000キロでパンクしたのです
釘を踏んでいました。まぁここまでよく持ったものです。
幸運なことにカハマルカ町中でパンクしたので、すぐに修理屋さんが見つかりました。
こんな泥水で、パンク検査です。他の仕事もしてたのに優先してやってくれました。
チューブの表面をやすりで磨きます。
いやいや、これ削りすぎやろ!
パッチを当てて加熱し固着してます。
ものの40分くらいで修理完了
南下してチョコぺまでいって、ホステルに
宿泊、シャワー水、wifiなし 1300円のくそ
つぎの日はカラスへ向けて出発。
ここからは、高山が続きます。ので重要になってくるのは、燃料の質です。
※ここからはミリオタ向けの話が続きます
かつて、大日本帝国陸軍は、高高度での出力低下に悩まされました。だいたいオクタン価が91ほどで、航空燃料としては相当低いです。
参考までにアメリカはだいたい120ほどでした。そこで日本は、燃料に水エタノールを噴射する装置を、誉エンジン等につけて、出力をあげようとしたのです。
さて…。現在の日本のJIS規格では89以上をレギュラーとし、96以上をハイオクとしており、多くの石油会社で100を越えるハイオクを販売しています。
ですが南米はどうでしょう?大きな都市にいけば95ほどは売っていますが、ほとんどは85~90です。日本のレギュラーが最高の数値になっています。いつ給油するかも重要ですが、どこで給油するかも重要です。
そしてこれから、4000メートルと言う、零戦が到達できる高度に、オンサは挑みます。高度が3000を越えると、あからさまに出力が下がるのが感じられます。
今、水エタノール噴射機が欲しいのです。