【世界1周旅行】殺人を犯してしまったお話【準備編】
大変残念な事件が起きてしまいました。
面白くもない、悲しいお話ですが
お付き合いください。
コロヤニツ山に登った話は記憶に新しいですが
【世界1周旅行】コロヤニトゥナショナルヘリテッジパーク【準備編】 - 平賀重工業
それに関しては上記リンクでご覧ください。
この山には3回登りました。
3回目の下山時に事件は起こりました。
自分は順調に下山しているつもりでした。何回も振り返り、女子二人が
ちゃんとついてきているかどうか確かめて下山しました。
少なくとも、置いて行ってはいなかったです。
そして下の村まで直線距離100メートル。目の前に村があります。
あとは川を渡るだけです。自分は帰ってきたと安心しました。
自分は先に行ってレセプションでタクシーの予約をしていました。
タクシーの予約も終わり、村の子供と遊んでいたのですが
なかなか二人が来ません。
おれは元の道を戻ると、片方の女の子が立っていました。
結論から言うと
一人が行方不明になりました
恐ろしいことです。この森で行方不明になったら、食料もないし
水はありますが、明かりもないし夜になったら、生存率は50%でしょう。
とりあえず、自分は一旦来た道を引き返し、大木まで戻りました。
しかし女の子の姿は見えません。
村に戻って、事情を話捜索をしてもらうことになりました。
村の若者総出で捜索することになったのです。
もちろん自分も捜索しました。
見失ってから5時間。探し続けました。
ですが見つかりません。時刻は4時半。日没は5時半
そしてついに決断しました。
おれは村に帰りました
自分まで死んでしまうからです。
それにもう一人の女の子を一人にするわけにはいきません。
ここで、自分が女の子を殺してしまったことが確定します。
大変悩みました。後悔しました。
「村の目の前まで来てなぜ遭難した」
「最後までちゃんと見てあげればよかった。普通の女の子だ」
「もし、見つからなかったら日本に帰れない」
「自分の体力も限界に近かった」
「だからおれは彼女の命をあきらめた。」
「なぜ前日チョコを捨てた!?」
考えはいろいろ出てきました。
ですが、この機に及んで自分のことしか考えてなかった
自分がとても恥ずかしかったです。
その後彼女は17時に、村人に発見されました。
彼女は川のほとりで、遺書を書いていたところを発見されたそうです。
女の子は見つかり、みんな無事に帰ってきました。
でもその子の一生のトラウマになる思い出を作ってしまいました。
いやむしろ、思い出にもならずに終わったかもしれません。
自分はどうすればいいかわかりません。